廃木材の再利用〜新たなリサイクルの実現を目指して〜
エコ ドリームプラン Ver1.1

株式会社 昭和企画 0587(36)3271

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    対 象市町村・第3セクター・廃棄物処理業者・新規事業参入希望者
    事業費 2億円〜10億円(土地別)
    年間2億トン発生する廃木材を資源として捉え、 生ゴミ・脱水汚泥と共に炭化・堆肥化により木炭・木酢液・堆肥を製造します。 エコ ドリームプランはコンサルティング・建築設計・建築・施設設計・ 堆肥製造・販売までの全てを行う提案です。 製品化・商品化・流通までお任せください。
   

エコ ドリームプラン

エコ ドリームプランは、生ゴミ・廃木材を資源として捉え、 生ゴミ・脱水汚泥と共に炭化・堆肥化することにより、減量化し、 有価物を製造することにより、ゴミ処理に対する新しい解決策を提案するものであります。

廃棄物は資源

「廃棄物は資源」という考え方は建設省においては道路路盤のリサイクルで 砂・砕石で既に行われております。一般廃棄物・産業廃棄物・化成工場という 行政の垣根を越えて「資源の有効活用」という観点から、社会が求める「減量化」、 「資源の再生」は必然性があります。

年間発生する2億トンの廃木材、生ゴミ・脱水汚泥等は一部資源として 製紙原料・ハードボード・燃料に、その他は野焼き・マルチング(チップを樹木下へ置く) されています。この廃木材を資源として捉え、分別し、有効利用することは あらゆる面から必要であります。一方、生ゴミ・脱水汚泥はもっとも相応しくない 処理法である焼却処理がなされています。しかも、そのコストはトン当たり5万円程度 です。

コンサルティングから流通まで

これらの資源の有効活用するためにコンサルティング・設計・建設・施設運営・ 堆肥製造・商品化・販売までの全てを行うのが「エコ ドリームプラン」です。 事業運営上の収支については廃木材・生ゴミの受入売上が50%であり、堆肥売上は 50%であります。受入をするにあたっては産業廃棄物の中間処理及び収集運搬の 許可が必要となります。

ハード&ソフト

エコ ドリームプランは、ハードとして堆肥化プラント、炭化プラント及び周辺装置、 ソフトとして微生物、発酵促進剤・コンピュータソフトで構成されます。 なお、エコ ドリームプランはコンサルティング契約からスタートします。

  1. コンサルティング
  2. 炭化・堆肥化する原料、処理量、処理時間、製品、流通等を検討し、 最善の方法を提案します。

  3. 堆肥化プラント
  4. 堆肥化プラントは堆肥化レーン、堆肥化装置、材料加工場、熟成室、 堆肥加工室で構成されています。

    @堆肥化レーン

    堆肥化レーンは巾2〜4メートル、深さ1〜3メートル、長さ25〜100メートルで、 処理量・予算により複数設置します。コンクリート製・コンクリートブロック製・ H鋼木製があります。このレーンに対して好気生微生物に対する送風を行います。 標準タイプはコの字型50mX2レーンとO型50mです。

    A堆肥化装置

    堆肥化装置はコの字型とO型の2種類があります。巾3メートル、 深さ2メートルが標準となっています。キャタピラー型の攪拌ベルトを採用しています ので安定した攪拌を自動で行います。

    B材料加工場

    搬入した材料を堆肥用・炭焼用に加工します。装置としてはチッパー・破砕機等です。 加熱分解材・炭・木酢液の倉庫としても使用します。

    C熟成室

    堆肥化装置で1〜2ヶ月の堆肥発酵した後、完熟するために1〜2ヶ月熟成します。 堆肥化レーン内で全て行う方式と堆肥化レーンで攪拌後に熟成室で行う方式があります。

    D堆肥加工室

    完熟堆肥はベルトコンベアで袋詰めして製品化します。木炭・竹炭の配合商品、 ペレット化商品という付加価値の高い製品を作ることも可能です。 袋詰めは手動或いはロボットによる自動化は予算により選択できます。

  5. 炭化・加熱分解プラント
  6. 加熱分解とは木材を250度以下で熱処理することで、木材の腐敗防止成分のリグニンを 除去することです。炭は目的・用途に合わせて400度以上で処理します。 加熱分解材は椎茸菌床、堆肥、敷きわら代用としての需要があります。 木炭の用途は土壌改良材(稲作・果樹園・ゴルフ場・植栽)、融雪材、水質浄化材、 消臭材、発酵促進材、おが炭原料等があります。木酢液は微生物を活性化する 発酵促進剤であります。

    炭化処理量により炭焼十字軍(バッチ式)と炭焼十字軍ロータリー(連続式)があります。 単独式は440万円〜1000万円、連続式は6160万円〜9000万円です。 大気汚染防止法では、バッチ式では炉床面積1u以内、連続式では時間処理量200kg以下 です。県・特別市条例では0.8u以内、150kg以内です。

    @炭焼十字軍(バッチ式)

    1日で炭焼きができる唯一の装置です。炭焼十字軍ST1215は1立方メートル/日で、 最大60キログラムの木炭と60リットルの木酢液が製造できます。 表面積が多い高温の木炭及び高品質な木酢液を製造するのに適しています。 操作は材料の入出の他は火入れと火止めのみです。

    A炭焼十字軍ロータリー(連続式・・・焼却炉扱い)

    炭焼十字軍SK100は高速炭化装置で時間処理量200kgです。 二重ロータリーを採用し、ダイオキシン類対策法で焼却炉となりました。最大日量4.8トンです。 廃木材の他もみがら、でんぷん、脱水汚泥用もあります。 膨大な処理を必要とする場合は木炭が時間当たり40kg製造できます。 加熱処理もできます。

  7. 周辺装置
  8. 周辺装置は破砕装置、搬送機器、梱包機器、コンピュータ装置で構成されます。

    @破砕装置

    破砕装置は処理する廃木材の形状により堆肥化、炭化用に破砕するものです。 堆肥化用は繊維状に、炭化用はチップ状にします。チッパーとは小径木用です。

    A搬送機器

    破砕装置から堆肥化装置、炭化装置への搬送を行う機器類で、ベルトコンベア・ バケット・ショベルカー・フォークリフト・攪拌装置・計量器等です。

    B梱包装置

    製造する完熟堆肥・木炭入り堆肥等を梱包する機器類で、自動梱包機・ ロボット等です。雇用を重視する場合は自動梱包をロボット化しません。

    Cコンピュータ装置

    マニュフェスト対応材料受入管理ソフト、堆肥売上管理ソフト、堆肥在庫管理 ソフトを運用するコンピュータ装置と堆肥化装置の温度管理用ソフトです。

    D消臭・脱臭装置

    堆肥製造時に発生する臭いは微生物の選択により最小限となりますが、 地域住民とのトラブルを防ぐことが最も重要です。四季により臭いに対しての 感じ方が異なりますので、発生する臭いを消臭装置で消し、なお且つ脱臭装置で 未然に防ぎます。吸着法と消臭法を採用します。

  9. 微生物、発酵促進剤
  10. 微生物は堆肥製造時の臭いが少ないこと、処理時間が短いこと等の理由により堆肥製造 にとって最も重要な位置を占めます。微生物を活性化するものが発酵促進剤です。

    @微生物

    日常生活ではパン・チーズ・ヨーグルト・漬物・日本酒・納豆・味噌・醤油等が 微生物により商品化されています。堆肥化する材料・リグニン・季節・含水料により 微生物が異なりますので、材料に応じて最適な微生物を選択することが重要です。 悪臭の発生及び堆肥の時間に影響し、製造量に大きく影響します。 これら微生物は好気性と嫌気性があり、複数の群として発酵を促進します。 20〜30度の低温で発酵する菌から100〜120度までの菌があります。 実務においては微生物を購入するか、微生物増殖装置を設置するかいずれかを選択する 必要があります。

    A発酵促進剤

    発酵促進剤は微生物の増殖及び木材に含まれるリグニンを分解するのに最も重要で あります。炭化装置で製造した木炭・木酢液をこの過程で使用します。

エコ ドリームプラン(2ヶ月処理:250立方m処理/レーン)

炭焼は自社消化分とした。
堆肥化プラント
コの字型 処理量250立方メートル/月
堆肥化レーン 3mX25mX4レーン コンクリート製
堆肥化装置 3m用 1台、移動台車 1台

数 量 単 価 金 額

受入売上(2t) 750車 10,000 7,500,000

廃木材

脱水汚泥 50トン 50,000 2,500,000

市町村から受け入れ

堆肥売上 1000トン 10,000 10,000,000

合 計 20,000,000 炭焼は自社消化分とした

事業費

エコ ドリームプランの事業費は処理量・製品等により異なりますが、 土地別で2千万円〜10億円です。

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