2.ヘチマ栽培
弊社は、炭化装置メーカーとして【炭焼十字軍】を開発すると共に、竹酢液メーカーとして竹の調達から、竹炭、竹酢液の製造
販売を手掛けています。高品質の竹炭、竹酢液にこだわり、竹酢農法を提唱し減農薬農業の普及に努め、消費者と生産者の安全・健康
をテーマに生産農家と共に進んで参りました。
竹炭、竹酢液利用農法でヘチマ栽培に取り組み今年度産より出荷することになりました。
沖縄、鹿児島、宮崎では、夏野菜として郷土料理として、整腸作用、夏ばて防止に親しまれております。
@竹酢農法とは
炭焼産業の復活 ―たかが炭焼 されど炭焼―
炭焼は3000年とも5000年とも言われる程の歴史があります。これは燃料としての利用です。新用途として見直されてい
るのは人類・生物の共有財産である水・空気・土の浄化材としての利用があります。水の浄化は下水処理場・浄水器・精密ろ過とし
て、空気の浄化はガス吸着・空気清浄器・床下調湿炭として、土の浄化は土壌のバクテリアの餌であり、住まいでもありますので土
壌が活性化します。
このように環境の中心である水・空気・土を取り戻すことが急務となっています。米作では200〜300kg/反の竹炭が、蘭の苗
床にも竹炭・園芸用鉢には害虫忌避材として使用されています。中でも吸着力効果や土壌活性効果の目安であります表面積の大きさ
は,備長炭:300u、竹炭: 700u、木炭:30uと言われています。
また、竹を炭焼きするときに発生する水蒸気と煙を冷却して回収したのが竹酢液です。有機酸効果はカルシウム、ナトリウム、
カリウム、マグネシウムなどアルカリ性成分と反応すると酸性土壌がアルカリ化します。
竹酢液の作用(有機酸効果)
・成長促進効果:植物に竹酢液成分(ミネラル分200〜500種類)が成長を促進します。
・害虫忌避効果:煙の臭いが害虫が嫌います。
・発酵促進効果:微生物の発酵を促進します。
・有機酸効果:有機酸による土壌のアルカリ化や花芽時のカルシウム不足を補う有機酸効果があります。
・水クラスター分解効果:水分子とミネラルなどとの集合体を分解して小さくし、植物は根や葉面からの吸収が活発となります。
以上のような効果を、有効に農業利用し安全かつ、健康的な農作物を生産する農法であります。
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