豆知識〜竹酢液編


竹酢液とは・・・?

竹を炭焼きするときに発生する水蒸気と煙を冷却して回収したのが竹酢液です。


竹酢液の作用は・・・?

成長促進効果:植物に竹酢液成分(200〜500種類)が成長を促進します。

有機酸効果:カルシウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどアルカリ性成分と反応すると酸性土壌がアルカリ化します。

害虫忌避効果:煙の臭いが害虫が嫌います。

発酵促進効果:微生物の発酵を促進します。

強酸効果:強酸による効果があります。除草など・・・

水分子分解効果:水分子とミネラルなどとの集合体を分解して小さくします。


品質と価格は?

品質専門的器具や判定法でph(ペーハー)や酸度を調べます。しかし、最近では氷酢酸で濃度調整しているという噂が流れています。

製造装置の有無や製造法が参考となります。


竹酢液の製法は・・・?

ドラム缶窯:燃焼式で、ドラム缶を横にして火入れをした後に土を掛けて断熱材とします。

土窯(伝統的製法):燃焼式で、直径5メートル、高さ2メートルで、50俵窯とか100俵窯と呼び、炭は1俵が12キログラムです。

炭焼十字軍:LPガス燃料の乾留式で、直径1.2メートル、長さ1.5メートルの横型で、40〜50キログラム/回・日、竹酢液80〜100リットル/回・日です。


竹炭の産地は・・・?

竹炭の生産地は孟宗竹は鹿児島県、熊本県、福岡県、山口県、和歌山県、高知県、三重県、千葉県など全国的にあります。真竹産地は愛知県、大分県などです。

日本で消費される多くは中国からの輸入です。生産施設を確認して購入することをお勧めします。


昭和企画 Top Page