★炭焼十字軍と採算 Q1、「竹炭・竹酢液の作り方と使い方」という本に「炭などを買い上げる」、とありますが 本当ですか? A1、はい、相場で買い上げることができます。現在では主に竹酢液を対象としています。 新規事業で竹炭製造をする場合「製品買受支援システム」を実施していますので注目を 集めています。 Q2、炭焼をした場合、採算面からどのような樹種が最適ですか? A2、竹以外は採算が合いません。 Q3、炭焼の主な収入はなんですか? A3、竹酢液が90%以上で、竹炭は10%程度です。 Q4、なぜ竹炭は少ないのでしょうか? A4、竹炭の用途は燃料など消耗品が少ないからです。また、中国産が市場の約90%を占めてい ます。 Q5、竹炭の消耗品としては何がありますか? Q5、天ぷらなど揚げ物用、炊飯用、農業用資材でしょうか。 Q6、国産品を市場に出す方法はありますか? A6、消費者に試供品を直接渡すして知って頂く努力をしましょう。 ★炭焼と関連装置 Q1、炭焼十字軍の他に何が必要な装置はですか? A1、前処理では竹加工装置、竹酢液の加工処理は蒸留装置、竹炭の加工装置は粉砕装置、二次加 工ではシール溶着装置があります。 Q2、竹加工装置にはどんなものがありますか? A2、丸のこで竹を切り、竹割機で四つ割、六つ割りに、テーブルソーでカットします。 Q3、竹酢液の加工装置は? A3、竹酢液は限られた用途になり、蒸留することで市場が広がります。蒸留装置でタール分を除 去することができます。 Q4、竹炭の加工装置とは? A4、竹炭を粒状にすることで表面積が増え、用途が水・油・空気・土壌に広がります。粒状にす るのが粉砕装置です。 Q5、二次加工装置のシール溶着装置とは? A5、不織布で袋詰めする際に溶着します。無い場合は電気アイロンで溶着します。 ★炭焼と容器 Q7、容器はどんなものがありますか? A7、竹酢液用:保管用(1000L、500L)、発送用(20L)、製品用(1.5L、1.0L、0.5L)、竹炭保 管用プラスチック容器などです。 ★炭焼と安全 Q1、どんな事故がありますか? A1、炭焼、蒸留、粉砕でそれぞれ特有の事故が発生します。 Q2、炭焼ではどんな事故ですか? A2、炭焼では炭出しの際に火事がおきます。これは完全消化しない場合です。 Q3、蒸留ではどんな事故ですか? A4、蒸留では燃焼熱と気化ガス(炭化水素・一酸化炭素・水素)との爆発が発生します。 Q5、炭の粉砕ではどんな事故ですか? A5、粉砕では静電気、コンセントのスパークなどによる炭塵爆発です。
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